2013年2月14日木曜日

バレンタインデー中止のお知らせ2013

去年の2月はまだ日本にいたのだが
先輩隊員のこんな記事を読んで驚いていた。


バレンタインデー中止のお知らせ(世界も、自分も、変えるシゴト。)
http://braille.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-afd5.html

元の引用記事がなくなっているので孫引き。
ウズベキスタン当局は24日、バレンタインデーを祝う主旨のコンサートその他のイベントを中止させた。首都タシュケントの人々は、代わりに16世紀のムガル帝国初代皇帝バーブルの詩の朗読を楽しむことができるそうだ。
キリスト教のお祭りであるバレンタインデーを祝うと
ウズベキスタン本来の文化を損なう。
代わりに、2月14日が誕生日の英雄・バブルをまつろう、ということらしい。

今年もtwitterで以下のツイートを見つけた。
ウズベキスタンで今年からバレンタインが禁止になった。キリスト教徒もバレンタインを祝ってはいけない。学校でカードなど送ろうとすると先生に怒られることになった。バブール(ウズベクの偉い人)の誕生日だと認知させることになった。(@shigemuratoshio) 2013年2月10日
日本では、モテない人たちがネット上で
「クリスマスなんて中止だ!」「バレンタインデーなんて中止だ!」と
騒いだりするが
ウズベキスタンでは本当に中止になっているらしい。
すごい。「虚構新聞」を超えている。



今日、学生(大学1年)にも確認してみた。

ひらい:明日は2月14日でしょう? 何の日ですか?
学生1:バブルの誕生日です。

おおー。
先にバブルの誕生日が出てきたことに驚いた。

ひらい:日本ではバレンタインデーですよ。
学生2:はいはい、先生、ウズベキスタンもバレンタインデーです。
↑これはタシケント出身の都会っ子で彼女持ちの発言。

ちなみにウズベキスタンでは
・男の人が女の人にあげても、女の人が男の人にあげてもいい。
・あげるものは、花でも手紙でも、何でもいい。
とのこと。

「ウズベキスタンではバレンタインデーをしてはいけません、じゃないですか?」
と聞いてみたのだが、「まあ、別に……」という感じの反応だった。

あれ?

1年生は日本語の語彙が少ないので、やりとりに限界がある。
先輩にも聞いてみよう。

上級生の男子学生をつかまえて聞いてみた。

ひらい:バレンタインデーってウズベキスタンではやらなくなったんじゃないの?
上級生:私にはバレンタインデーはありませんよ。彼女がいませんから。
   (パソコンを取り出してカタカタとたたく)

んー。私の周りは日本とあまり変わらない感じです。

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