2012年7月12日木曜日

ヒライのウルルン滞在記1

「ウルルン滞在記」といっても、感動的なことは何もありゃしないんだけど
ホームステイ第1週目の土曜日の様子を写真でご紹介します。

朝、ヒマでウロウロしていたら、モヒラのお父さんと会いました。


モヒラのお父さんは言いました。
「わはは。お前は、最近モヒラがよく話している日本人だな! わはは。
 お前、今からうちに来るか? わはは」
私はもちろんついていくことにしました。

でも、家についたら肝心のモヒラがいません。
お父さん「おい、いま帰ったぞ。モヒラはどこだ。日本人をつれてきてやったぞ」
お母さん「あら、やだ。モヒラは朝、親戚の家にやったじゃないですか」
お父さん「なんだ、モヒラはいないのか! せっかく日本人をつれてきたのに!」
お母さん「大声を出したって、いないものはいないんだもの」
お父さん「まったく! 困ったやつらだ! まったく!」
お母さん「ちょっと、お兄ちゃん、この日本人の相手をしてあげて」

というわけで、モヒラとミルサイドのお兄さんで
入試まで3週間の受験生が登場しました。申し訳ない。

彼に家を案内してもらいます。

家は典型的なウズベキスタンの造りで、コの字型をしています。
コの字の真ん中は畑で、今はレモンとブドウが青い実をつけていました。
大量のトマトも干してあります。



男たちは庭造りに精を出しています。


お母さんは洗濯。お母さんの左手がかかっている水色の機械が洗濯機です。



洗濯機といっても、ボタンを押すと中の水がぐるぐる回るだけ。
ウズベキスタンではまだ手洗いの家庭も多いようです。

コの字型の建物の半分は、牛舎です。


















牛は全部で4頭いました。

自家製のヨーグルトをいただいたら、めっちゃおいしかったです。

ただ、牛舎が隣接しているせいで
ハエ(pashsha)が半端なくいます。
これはハエをとるためのシート。



リアルなハエの絵を描いたシートで、表面がベトベトしています。たぶん。
触っていないので想像ですけど。
ハエが「仲間がいっぱいとまっているから、何かおいしいものなのかも~」
と降りると、足がくっついてしまうという仕組みでしょうか。
かなりの数のハエが罠にかかっていました。

一通り話が尽きると「つーか、お前、女子のほうがいいんじゃね?」
という感じで、今度は高校生のお姉さんとその友だちの
女子高生2人組に預けられました。
そしてよくわからないままに気づけば2人の高校に。









どうやら2人は修了証と成績表を受け取りにきたようです。
1人はオール5、もう1人もそれに近いいい成績でした。

うちへ帰ると、お父さんが言いました。
「おい日本人、モヒラのところへ行くか?」
というわけで2軒目のお宅訪問です。

(続く)

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