先週の月曜日から、タシケントのとある家庭にホームステイしている。
タシケントの丸の内的な場所に位置するJICA事務所からバスで15分。
古い公団住宅のような建物が並ぶうちの1軒で
ホストファミリーは、40代の女性1人である。
ダンナさんはすでに亡くなっていて、一人娘は2年前に結婚。
普段はダンナさんの実家にいることが多いらしいが
ホームステイを受け入れている期間はこのアパートに住んでいる。
彼女のことを私は「オパ」(ウズベク語で「お姉さん」の意味)と呼んでいる。
この家には、毎日のように2人の子どもが来る。
オパの義弟の子どもで、兄のミルサイドが14歳、妹のモヒラが11歳。
2人がにぎやかなのでずいぶん助かっている。
モヒラは、私のなかの「11歳の女の子」のイメージよりちょっと幼い。
この前はいっしょにプールに行けなくて大泣きしたし
いっしょに出かけるときは私とずっと手をつないでいる。
とてもかわいい。
ミルサイドは逆にちょっと大人な感じがする。
家の仕事をよく手伝うし
「よくわからない外国人」であるところの私に対しても
自然な態度で親切にしてくれる。
仮に私の弟が14歳だったときに、うちに外国人がステイしていても
こんな感じにはならなかっただろう。
親子のようで親子ではない3人と、外国人の私という4人家族は
ちょっと不思議な組み合わせだけど
1週間目にしてはだいぶしっくりきている、と思う。
あまりに普通に生活しているので
夜、ベッドの中で昔のことを思い出しながら
「それにしても、私は今、ウズベキスタンなんて国にいて
ウズベキスタン人と暮らしているんだもんなあ」と改めて考えたりすると
突拍子がなさすぎてクラクラしてしまう。
ホームステイは今月いっぱいなので
その間だけはできるだけ彼らといっしょの時間を過ごしたい。
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