ウズベキスタンは、ソ連解体時に独立した、比較的新しい国家である。
首都はタシケントだが、より有名なのはサマルカンド。
シルクロードの中継地点として栄えた歴史をもち
青いモスクなどの美しい建造物群は世界遺産に指定されている。
ほかにも、ヒヴァとブハラが世界遺産となっていて、ヨーロッパなどから多くの観光客が訪れている。
国土は日本の1.2倍。
人口は今年中に3000万人を超える見込み。
大陸性気候で、夏は暑く、冬は雪が降るほど寒い。
隣国と陸続きで海のない国を内陸国というが
ウズベキスタンは、内陸国に囲まれた二重内陸国で
2つの国を超えないと海にたどりつけない。
そのような国は、世界中で同国とリヒテンシュタインだけである。
公用語はウズベク語だが、旧ソ連であることからロシア人も多く、ロシア語話者も多い。
ウズベク語はテュルク語系の言語で日本語と語順が同じ(SOV)、
つまりロシア語とはまったく文法が異なるが
ウズベキスタンには両方を理解する人も多い。
ウズベク語は、ソ連時代にはロシア語と同じキリル文字で表記されていたが
今はラテン文字、つまりアルファベットで表記されている。
といっても急に国中の表記を一変することは難しく
キリル文字もいまだに多く使われている。
宗教としてはイスラム教だが、その信仰はかなりユルく
ウォッカをガブガブ飲む人も多いし、髪を隠した女性は少ない。
主な産業は綿花栽培。
野菜や果物も様々な種類が作られている。
天然ガスや希少金属も産出するが
隣のトルクメニスタンのように、天然ガスをガンガン輸出して大金持ち、
みたいな感じではない。
……こんな感じかな。
あとは実際に見聞きしたことを書いていきたいと思います。
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