だいぶ間があいてしまいました。
久しぶりなので、めでたく結婚式の話題でも。
ウズの結婚式はとても盛大です。
だいたい1万ドルかかる。タシケントはそれ以上、とも聞きました。
公務員の月収が200ドルと言われる国で
1万ドルは相当な出費です。
そのためタシケント市は
「結婚式にお金をかけすぎないように」という「おふれ」を出したそうです。
自治体が抑制しようとするほどの結婚式とはどんなものなのでしょうか。
先日、ある結婚披露宴に参列したので
その様子をレポートします。
まず会場に着いてびっくり。
広いホールに列席者がたくさん!
300~400人くらいいたと思います。
その人々は、会場の半分に女性、もう半分に男性と
完全に男女別々に座ってごちそうを食べます。
だいたいどこの結婚披露宴も数百人が集まるそうですが
私が行った披露宴は、会場や出演陣の点で
平均よりも豪華でした。
出演陣というのは……
踊り子たちが10人くらい。
アラビアンナイト! ←勝手なイメージ
有名な歌手も歌います。
この日は何人も歌手が来ていて
とくに写真の人は、オゾドベックという
「大統領に一番近い歌手」でした。
1年交代の日本の首相と違って、この国の大統領は
21年前の独立以来ずっとその地位にいます。
そんな権力者に近い歌手も呼べちゃうという
新婚夫婦の実家の人脈&財力アピールでもあります。
列席者も彼の登場にとても盛り上がっていました。
このように歌→踊り→歌→踊り→……
と延々とやっていくのですが
列席者はこれをぼんやり見ているわけではありません。
歌のときには自分たちも踊ります。
ウズの人たちは踊るのが大好きなのです。
↑わかりづらいですが、踊っている人たち。
そして、特筆すべきはその大音量。
ステージの前に行ったら
音が体に当たってくると感じられるほど
大きな音で音楽をかけます。
とてもじゃないけど、おしゃべりはできません。
この大音量の生歌は、普段、レストランでもよくあるのですが
ウズ人の耳は大丈夫なのでしょうか。
そうそう、新郎新婦の写真も、と思ったら……
こんな写真しかありませんでした。
ウズの結婚披露宴では、ケーキ入刀のような
新郎新婦メインのイベントはないようです。
唯一あったのが、新郎新婦の母親の挨拶。
あとはひたすら食べて踊っておしゃべりです。
(日本人には無理ですが
ウズ人は大音量のなかでもおしゃべりできます)
このような披露宴のほかにも、
花婿が花嫁の家に行く儀式や
友だちとアイスクリーム屋に行く、
朝、男性が数百人集まってプロフを食べる、など
最低2日間かけてさまざまなことが行われるそうです。
また別の結婚式に参加できたらレポートします。
おかえり!
返信削除なぜ大音量の中会話ができるのか・・・謎です。
こちら(ヨルダン)も結婚式はひたすら食べる、踊る、食べる、踊る・・・です。
わたしはまだ参加したことがないので早く行きたいなー。
ただいま!
返信削除ヨルダンの結婚式レポートも待ってるよー。